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17.1.10

悲しみの暮れ

IMG_0375明けましておめでとうございます。 
本年もどうぞよろしくお願い致します。 

年も開け、もう10日になってしまいました。 
気持ちの整理も全然つけられないまま、年を越しました。 


12月13日、暮れの寒くてどんよりした日に、 

突然、飼っていた猫を亡くしてしまいました。 

写真の真ん中の猫です。 
いつも窓に座っているのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
 1番若くて、1番甘えん坊のかわいい子でした。 
たまたま主人が休みの日で、猫がバタバタしているので何事かと 
ぱっと見たら、すでに横倒しになっていたようです。 
すぐに電話がかかってきたので、私は部屋に戻りました。 
自発呼吸も止まっていたので、抱えて病院に戻り、 
すぐに蘇生をしました。 
理解できない状況に、涙で視界はかすみ、手が震えて自分では挿管することもできず、 
(呼吸が止まったときに、気管にチューブをいれて人工呼吸をします) 
他の獣医師に挿管してもらいました。 
蘇生をしても全く反応はなく、私のもとにかえってきてくれることはありませんでした。
 


なんで急にいなくなってしまうの? 
せめて病気を治療し、死と向き合いながら最後をみとりたかった。 
いろいろなことを考えました。 
こんな仕事をしているのに、自分の猫を助けてやることができませんでした。 
横たわっている姿と、火葬のときに中に入っていく姿とが目に焼き付いています。 

 

できるなら、もう一度抱っこしたいです。 
もう二度と触ることができないのがつらいです。 
なにをしても気は紛れず、ふとした時にいる場所にいないことに 
涙が止まらなくなります。 

 

その後、年末に長らく診させて頂いていた患者様のわんちゃんも数頭亡くなられました。 
とてもとても大事にされていた方達でしたので、非常に辛かったです。同じ悲しみです。 
その方達から、先生に診てもらった御陰で長生きさせてもらえました、 
先生に治してもらってからは亡くなるまで元気に走り回ることができました、 
などと言って頂き、本当にありがたかったです。
こちらこそ、元気をいただきました。 
ありがとうございます。 

 

そして、年が明け、年賀状を頂戴致しました。 
整形外科の症例をいつもご紹介いただいている紹介元の先生方からも頂きました。 
先生に手術していただいた◯◯ちゃん元気にしています!、 
手術をしていただき痛みがとれたと患者様たちは皆様感謝されています、 
など書いて下さっていました。このように言って頂けると、本当に嬉しいです。 
こちらこそ元気を頂き、ありがとうございました。 

 

こうして、周りの人に支えられ、少しづつ元気を取り戻しつつあります。 
患者様、紹介元の先生方、いつもありがとうございます。 
少しでも皆様のお力になれるよう、今年も力を尽くしていきます。 
今後ともよろしくお願い致します。
 
よくないこともあればいいこともある、別れもあれば出会いもあります。 
たくさんの患者様、先生方との出会いを大切に、今年1年をいい1年にしていきたいと思います。 
皆様にとっても今年1年がいい1年となりますように。 

 

宇治市・宇治動物病院(専門外科診療/整形外科、神経外科、一般外科をおこなっております)、

獣医師、野尻紋美。 2017.1.10