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宇治動物病院

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15.2.20

ひさびさの更新になりました

はじめまして。

昨年7月から勤務しています、獣医師の高麗です。よろしくお願い致します。

今回は、私が宇治動物病院に来て最初の手術症例になった、クロちゃんを紹介したいと思います。

 

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とてもかわいい黒猫ちゃんですが、後ろ足が両方ないのがわかるでしょうか?

7月6日の夜、以前から他の猫ちゃんで来られている飼い主様が、ケガしたこの子を見つけて病院に連れて来て下さいました。当時体重は400gで、衰弱しており、生後2か月程と思われました。両後肢が壊死して脱落し、骨が見え、その周りにウジがわいていて、左右ともに温存、整復は不可能な状態だったため、両後肢の断脚を行いました。

 

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手術後、次の日からもりもりご飯を食べ始めてくれ、手術2日後から右上の写真のように前足だけでバランスをとってお尻を浮かせて歩き回れるようになりました。写真がぶれてしまうほど動きがとても速く、段差も難なく昇り降りできます。保護してきてくれた飼い主様が毎日面会に来て下さり、お家に迎え入れて下さいました。名前も幸運のしるし「四葉のクローバー」から、クロちゃんになりました。

 

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今では体重が2kg近くなりましたが、前足と尻尾でバランスをとって上手に歩き、ケージをよじ登ったり、椅子に飛び乗ったりなど驚くほどパワフルに元気に、優しい飼い主様のもとで過ごしています。

 

手術前には、両方後肢がない状態で自力でどの程度歩くことができるようになるのか、前足だけで歩くことでお尻がこすれてしまったら皮膚は大丈夫か、など色々心配もしましたが、運動能力が高く、体重も軽い子猫の場合はかなり良好に過ごせるとクロちゃんは教えてくれました。

 

今後はあまり太りすぎないように注意しているクロちゃんです。

 

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